悲しい

人生はつらいだけと感じる状態から抜け出す6つの項目

どんな人にも『つらい状態』は必ず訪れます。大事なのはつらい状態にならないことではなく、つらい状態から抜け出すことです。この記事では、誰にでも訪れるつらい状態からの抜け出し方を紹介します。

今現在は、まったくつらくない……そういう人も是非一読ください。ここでの知識が未来のあなたを救ってくれます。

つらい状態から抜け出しやすい人の特徴

楽しい

あなたの周りにも「この人には、悩みなんかなさそう」と思える人が何人かいるでしょう。会えばいつも明るく、考え方は常にポジティブ。「私も、ああなれたら楽なのになぁ」……そう考えたこともあるかもしれませんね。でも、もちろんそのような人にもつらい時期はあり、悩んだり悲しんだりしています。

いつも明るく前向きに見える人は、つらい状態から抜け出すのが早いだけなのです。だから、あなたもつらい状態から早く抜け出せられるようになれば、周囲から「いつも明るくて前向き」と思われるようになりますよ。そうすれば、あなたの魅力を底上げしてくれることでしょう。

あなたが目指すのは『つらい状態にならないこと』ではありません。『なるべく早くつらい状態から抜け出すこと』です。

地道な努力が大事

では、どうすればつらい状態から早く抜け出せる人になれるのでしょうか?

答えは至ってシンプルです。地道な努力を積み重ねることですよ。これまで地道な努力を積み重ねてきた人には、しっかりとした土台があります。だから、つらい時期も『一時的に歯車が絡んでいない』だけの話です。歯車が絡むように少しだけ修正してあげれば、地道な努力を積み重ねてきた人はいつもの元気な自分に戻れます。

過去の経験が役に立つ

時計

人は同じことを繰り返してしまう生き物です。過去を振り返れば、同じような失敗ばかりしてきたのがよくわかるでしょう。これは、あなたが未熟なのではなく誰にでも当てはまること。人によって違うのは、失敗の種類です。

  • 確認不足が大きな失敗につながった
  • お金にルーズで大きな失敗につながった
  • 相手の気持ちを考えずに大きな失敗につながった

代表的なものを紹介しましたが、いずれもありふれている失敗です。あなたにも「私はこういう失敗が多いな」とある程度は自覚があるでしょう。それなら過去に同じような失敗をしたときに、どう乗り越えたのかを思い出してください。過去に乗り越えられたのなら、今回も乗り越えられるはずです。

しんどいときも過去の経験を活かす

あなた自身が原因ではないのに、しんどい時期を迎えてしまうこともあります。つらい状態から抜け出しにくいのは、こちらのケースかもしれませんね。

ただし、乗り越え方は自分が失敗したときとまったく一緒ですよ。過去に似たようなしんどい時期があったか、思い出してみましょう。もしも思い出せたら、どうやって乗り越えられたのかも思い出してみてください。乗り越えた経験まで思い出せれば大丈夫、同じことを繰り返すだけです。

さて、ここまでがいわゆる『短期的な対策』です。実際につらい時期が訪れてしまったときに、意識して欲しいことを紹介しました。残念ながら万能ではありません。何故なら、過去の経験がまったくないケースもあるからです。初めて遭遇する種類のつらさに出会ってしまえば、どうすれば良いのかわからなくなってしまうでしょう。また、似たような経験はあってもどうやって乗り越えたのかは覚えていない。そんなパターンも考えられます。

だから、あなたによりおすすめしたいのは『長期的な対策』のほうです。『短期的な対策』を心の片隅に置きながら、つらい状態から抜け出しやすい自分に変えていく長期的な対策を行なっていきましょう。

つらい状態を抜け出すために行動が先?気持ちが先?

悩み

つらい状態を抜け出すためには「抜け出したい」と強く願う気持ちが必要です。同時に抜け出すための行動が必要なことも理解できるでしょう。問題は、行動と気持ちのどちらが先なのか?という話です。実は、こちらの答えも明確。行動が先です。その理由を今からお伝えしましょう。

土台と希望と結果

人が何かを願うときを想定してください。ここでは「つらい状態から抜け出したい」があなたの願いだったとしましょう。さて、願いを叶えるためのプロセスは『土台』『希望』『結果』の3つに分けることができます。

  • 『土台』は願いを叶えるための実力
  • 『希望』は願う気持ち
  • 『結果』は願いが叶うかどうか

それぞれを簡単に解説するとこうなります。どれだけ強く願っても実力がなければ、願いは叶いません。また、実力があっても願わなければ結果が出るような行動を起こさないでしょう。結果を出すためには、実力をつけた上で願うこと。この順番しかないのです。

だから、つらい状態を抜け出すためにはまず行動です。行動をしてから、気持ちを乗せていきましょう。そうすれば、良い結果が伴う可能性が高まります。

つらい状態から抜け出すための土台作り6箇条

階段

では、どんな箇所を意識すればしっかりとした自分の土台を作れるのでしょうか?他者の力を借りずに自分だけでできるものを、6つ紹介します。

土台作り①:環境作り

まずは環境です。毎日汚い部屋で生活したら心がウキウキはしにくいでしょう。掃除が苦手ならものを捨てることです。

土台作り②:睡眠

続いては睡眠。睡眠は長さも大事ですが、睡眠の質をあげるのも同じくらい大事です。常に睡眠不足の状態では、あなたの実力を発揮するのは難しいでしょう。「忙しくて寝る時間がない」……そう考える人も一定数いると思います。そういう人は、何かをやめなさい。何かをやめれば、寝る時間は必ず作れます。

土台作り③:食事

自分を大切にする意味も込めて、食事を改善していきましょう。自分の身体に良いものやあなたが「美味しい」と思うものを積極的に摂取すると良いです。食事と睡眠が改善されれば健康体へと近づきます。そうすれば、どのような場面でもあなたの実力が発揮しやすくなるでしょう。

とくに気遣って欲しいのは水です。良い水を日常的に飲むように意識してくださいね。

土台作り④:呼吸

続いて呼吸です。呼吸はトレーニングしないと、なかなか正しい呼吸法が身につきません。なるべく深い呼吸を意識できる瞬間を増やしてください。マインドフルネスを取り入れるのもおすすめです。マインドフルネスのやり方は、以下の記事を参考にしてください。

自然
関連記事:マインドフルネス瞑想のやり方と得られる効果

土台作り⑤:笑う

よく笑うことは本当に大切です。なるべく多く自分で自分の笑顔を増やしてあげましょう。そのためには「楽しい」と思える場所になるべく長く身を置くこと。そして「楽しい」とあなたが感じられるものに触れる機会を増やすことです。

土台作り⑥:薬を減らす

最後は薬を減らすことです。慢性的につらい状態が続いている人の中には、病院に通っている人もいるでしょう。病院で出される薬の中には、飲まなければならないものも多いです。しかし、なるべくなら薬の量は減らす方向で考えてください。薬は結局、異物です。なるべくなら身体に入れないほうが良いものと考えておいてください。

つらい時期を抜け出しやすくなるために長期的な対策を

瞑想

以上、つらい状態から抜け出しやすい自分になるための対策を紹介しました。6箇条を知ったあなたは「当たり前のことばかり」と思ったかもしれません。そう、全て当たり前のことです。でも、当たり前のことができていないから、苦しんでしまうのです。当たり前のことを当たり前にやってください。

ここで紹介したものは、時間をかけてじっくりと築いていくものばかりです。しかし継続できれば、あなたの身体は願いを叶えやすい状態へと近づいていくでしょう。つらい状況が訪れても以前よりも短期間で抜け出せるようになります。

この記事の著者

Mentally 編集部
Mentally 編集部 Posted on

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